Maestro FX
経験ゼロの初心者でも、最速で専業レベルを目指す特別プロジェクト

最近の記事

アーカイブ


FXトレード勝利の羅針盤?今週のコラムと視点?

トレードと凡事のお話 その231

   投稿日 :17年 02月 26日 15:25

        

先週はNYダウが11連騰となるも米10年債利回りは低下しました。

今週は28(日本時間1日の11)の米大統領演説が注目されます。







●今週(227日から33)のドル・円・ユーロの注目点


 


 


先週は、ドルインデックスが100.86で始まり、101.71へ上昇た後に


週末に100.64へ反落して101.12へ戻して週の終値になりました。


10年債利回りは週レベルで2.314%に低下しました。


NY原油先物(WTI)4月限は53.99ドルで週の終値になりました。


NYダウは週間197.71ドル上昇、20821.76ドルで週の取引を終える。


 


 


<ドル円>


 


今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは24NY時間の戻り高値


112.47を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は24日の東京


時間の戻り高値112.95から113.00の「00」ポイント、さらに上昇し


た場合は23日のオセアニア時間の戻り高値113.46、ここを上抜けた場


合は22NY時間後半の戻り高値113.65から先週高値113.78、さら


に上昇した場合は114.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は


15NY時間後半の戻り高値114.37を巡る攻防が注目されます。


一方、下落した場合、まずは先週安値の111.93を巡る攻防が注目され


ます。ここを下抜けた場合は8日の安値111.63から7日の安値111.59


さらに下落した場合は1128日の安値111.36、ここを下抜けた場合


111.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は1121日の安値の


110.46、ここを下抜けた場合は1122日の安値110.27、さらに下落


した場合は110.00の「000」ポイントを巡る攻防が注目されます。


 


 


今週のドル円相場は経済指標及び要人発言では、27日の米耐久財受注


と米中古住宅販売成約、28日の日鉱工業生産速報と米第4四半期GDP


改定値と米第4四半期個人消費改定値と米第4四半期コアPCEデフレ


ータ改定値と米ケースシラー住宅価格指数とシカゴ購買部協会景気指


数と米消費者信頼感指数とリッチモンド連銀製造業指数、31日の


中国製造業PMIと中国非製造業PMIと中国財新製造業PMIとトラン


プ大統領の上下両院合同会議での演説と米個人消費支出と米コアPCE


デフレータと米ISM製造業景況指数と米地区連銀経済報告、2日の米


新規失業保険申請件数3日の日全国消費者物価指数と失業率と米ISM


非製造業景況指数とイエレンFRB議長の発言、などが注目されます。


 


 


先週のドル円 (概況) は、週初20日に112.88レベルで始まり日通関ベ


ース貿易収支が-1869億円と5カ月ぶりの赤字となるなか揉み合


いを経て翌21日の東京時間から日経平均の上昇も背景に堅調に推移し


NY時間序盤に週高値となる113.78へ上昇する展開になりました。


その後、揉み合いを経て、翌22日の東京時間に黒田日銀総裁の「マイ


ナス金利の深掘りの可能性低い。」との発言もあるなか軟調傾向で推移


して米10年債利回りの低下も背景にNY時間序盤にかけて112.91


下落しましたが、米中古住宅販売件数が市場予想より強い結果になっ


たことを背景に113円台半ばへ戻して米FOMC議事録の発表を迎えま


した。米FOMC議事録では「景気が見込み通りなら利上げはかなり早


期に。大幅なインフレリスクはかなり低いと大半が判断。緩やかな利


上げペースが適切と大半が判断。一段のドル高からの下振れリスクが


あると判断。」などが示されて113.65へ上昇の後に112.95へ反落する


展開になりました。その後、揉み合いを経て、翌23日にムニューシン


米財務長官の「おそらく低金利が長期化する見込み。ドル高には一定


の問題も。」との発言があるなかロンドン時間から米10年債利回りの


低下も背景に軟調に推移して112円台半ばへ下落する展開になりまし


た。その後、揉み合いを経た後に翌24日のロンドン時間から再び軟調


に推移して米10年債利回りが2.31%台へ低下したことも背景にNY


間終盤にかけて週安値となる111.93へ下落した後にやや戻して112.12


レベルで週の取引を終えました。


 


 


NYダウが11連騰するも米10年債利回りが2.31%台へ低下する状況と


なっていますが、米国買いによると観る向きがある一方、債券利回り


の低下は市場が戦争など何らかのリスクを織り込んでいる動きと観る


向きもあるようです。


 


さて、今週の最大の注目の焦点は、通常の年の一般教書演説にあたる


28(日本時間で1日の午前11)のトランプ大統領の米上下両院合同


会議での演説になりますが、9日の航空業界のCEOと懇談での「目を


見張るような(驚異的な)税制改正案を出す。」との大統領発言を背景に


減税への期待とインフラ投資への期待でドルが買われる可能性がある


その一方でNYダウなどが期待先行で織り込んでいることから演説後の


「セル・ザ・ファクト」を懸念する見方もあるようです。


引き続き米10年債利回りの動向、および11連騰後のNYダウの動向


が注目されますが、予測ではなくチャートの事実を観てトレードして


いきたいものです。


 


 


<ユーロドル>


 


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは1.0600の「00」ポイ


ントを巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は24日の高値の


1.0618、さらに上昇した場合は先週高値の1.0633、ここを上抜けた場


合は17NY時間の戻り高値1.0667から16日の高値1.0679、さらに


上昇した場合は1.0700の「00」ポイントから8日の高値1.0714、ここ


を上抜けた場合は6NY時間終盤の戻り高値1.0755、さらに上昇し


た場合は3日の高値1.0797から1.0800の「00」ポイントを巡る攻防


が注目されます。


一方、下落した場合、まずは23日の安値1.0537から22NY時間後


半の押し安値1.0530を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合


1.0500の「00」ポイントから22日の安値1.0493、さらに下落した場


合は111日の安値1.0453、ここを下抜けた場合は1.0400の「00


ポイント、さらに下落した場合は1228日の安値1.0372、ここを下


抜けた場合は13日の安値1.0340を巡る攻防が注目されます。


 


 


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、28日の仏第4


四半期GDP改定値、31日の独失業者数と独失業率と独消費者物価


指数速報、2日の欧消費者物価指数速報と欧生産者物価指数と欧失業率


3日の独小売売上高指数と欧小売売上高、などが注目されますが、


対ドル通貨ペアとして、27日の米耐久財受注と米中古住宅販売成約、


28日の米第4四半期GDP改定値と米第4四半期個人消費改定値と


米第4四半期コアPCEデフレータ改定値と米ケースシラー住宅価格指


数とシカゴ購買部協会景気指数と米消費者信頼感指数とリッチモンド


連銀製造業指数、31日の中国製造業PMIと中国非製造業PMIと中


国財新製造業PMIとトランプ米大統領の上下両院合同会議での演説と


米個人消費支出と米コアPCEデフレータと米ISM製造業景況指数と米


地区連銀経済報告、2日の米新規失業保険申請件数3日の米ISM非製


造業景況指数とイエレンFRB議長の発言、などが注目されます。


 


 


先週のユーロドル (概況) は、週初の20日に1.0608レベルで始まり、


週高値となる1.0633へ上昇した後にNYがプレジデンツデーで休場の


なか小幅な揉み合いが続きましたが、翌21日の東京時間から軟調推移


となって、仏大統領選の世論調査で「ルペン氏28%、フィヨン氏21


マクロン氏18.5%」、「仏大統領選の決選投票予想でフィヨン氏56%、


ルペン氏44(初の40%超え)」との発表があるなかNY時間序盤にか


けて1.05台前半へ下落する展開になりました。その後、小幅な揉み合


いを経て、翌22日のロンドン時間から再び下げて週安値となる1.0493


へ下落しましたが、その後、NY時間に「仏大統領選で支持率で6番手


の民主運動のバイル氏がマクロン氏に協調を呼びかけ、マクロン氏が


二番手争いでリード。ルペン氏に肉薄。」との報道を背景に1.05台半ば


へ反発する展開になりました。その後、米FOMC議事録が発表されて


ドル売り動意を背景に1.0574へ上昇した後に揉み合いになりましたが


23日にムニューシン米財務長官の「おそらく低金利が長期化する見


込み。ドル高には一定の問題も。」との発言があるなか、ロンドン時間


から再び堅調傾向で推移して、米10年債利回りが2.31%台へ低下した


ことも背景に翌24日のNY時間序盤にかけて週高値となる1.0618


上昇する展開になりました。その後、反落して、1.0563レベルで週の


取引を終えました。


 


 


これまでのユーロ安を背景に独および欧州の経済は概ね好調ですが、


ユーロは仏大統領選を巡る世論調査や報道に揺れる展開となっている


ようです。また、独でも公共放送のARD24日に発表した世論調査


によりますと、メルケル首相の率いるキリスト教民主・社会同盟の支


持率が31%に低迷しているのに対して、独中道左派・社会民主党の支


持率が32%に上昇して10年ぶりの首位となったそうで、今後、独の政


治リスクもギリシャの債務問題とともにユーロの重しとなる可能性が


ありそうです。ただ、概ね好調な独および欧州の経済を背景にユーロ


反騰のポテンシャルは水面下で高まっている可能性がありますので、


留意していきたいものです。


 


今週のユーロドル引き続き仏大統領選を巡る報道などが注目されます


が、対ドル通貨ペアとして、米10年債利回りの動向、および28


(日本時間で1日の午前11)のトランプ米統領の米上下両院合同会議


での演説および市場反応が注目されます。


 


 


 


 


■トレードと凡事のお話 その231


 


 


前回からの続きのお話です。


 


 


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が


トレードでは当たり前なことこそが大切として、


「投資苑3」の中でこう語っています。


 


 


「相場には秘密があります。


 秘密がないということが秘密なのです。」


 


 


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは


いったいぜんたい何なのでしょうか...。


 


 


今回は「トレードと凡事」その第二百三十一話です。


 


 


それでは、はじまり、はじまり~。^^


 


 


 


『おい、ジイさん。NYダウは驚きの11連騰となったけど、


 米10年債利回りは低下して、ドル円は113円台後半へ反発するも


 週後半からは軟調に推移して一時112円台を割り込んだよな...。』


 


 


「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。


 NYダウの連騰は減税策への期待がその背景と思われるが...


 FOMC議事録で慎重姿勢が垣間見られて、また23日に


 ムニューシン米財務長官が『おそらく低金利が長期化する見込み。


 ドル高には一定の問題も。』と発言したこともあり、


 米10年債利回りが低下することとなって、


 ドル円の重しとなったようじゃのう...。」


 


 


『いよいよ今週の28(日本時間の1日午前)にトランプ大統領の


 米上下両院合同会議での演説が行われるけど、


 どのような市場反応になるんだろうな...。ジイさん。』


 


 


「ふむ...。大統領の演説は通常の年の一般教書演説にあたるもので、


 減税やインフラ投資などの指針が示されることになると思われるが


 期待でドル円が週半ばにかけて反発を試す可能性はあるも、


 問題は大統領演説の内容で、それが市場期待以上となるのか、


 あるいは市場期待に足りぬことになるのか、であろうのう...。


 市場期待以上の内容であればドル買いとなるであろうが、


 市場期待に満たぬなど、場合によってはセル・ザ・ファクトとなり


 NYダウが利食いに押され、これまで相関が鈍っていたドル円が


 この時ばかりは同調することも排除されないのではなかろうか...。


 ただ...、トレードは予想で行うものではないゆえに、


 チャートの事実をしっかり観てトレードしていこうではないか...。」


 


 


『ともあれ、28(日本時間で1日の午前11)のトランプ大統領の


 米上下両院合同会議での演説が今週の注目の焦点となりそうだな。


 さてところで...。ジイさん。今日は何のお話だい?』


 


 


「ふむ。そうじゃのう...。今日は『ゴールを想定する』のお話でも


 させてもらうとしようかのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『よろしい。聞いてやろうじゃないか...。』


 


 


「よくトレーダーの多くは数年で退場するなどと言われておるが...、


 その原因は、どうも勝率が悪いということではないようで、


 『資金量に対して大き過ぎるポジション』(ナンピン含む)


 『損大利小のリスクリワードレシオ(ペイオフレシオ)』にある、


 との指摘があるのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『でかいポジションで損大なら、退場も余儀なくなるってもんだが、


 期せずして、ナウザー・バルサラという数学者の破産確率を


 実地で証明している結果になっているということか...。』


 


 


「勝つための手法を求めることには熱心で、勝率に異常に拘るが...、


 資金管理やリスク管理を軽視し過ぎているというワケで、


 ここにこそ問題があるというわけじゃ...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『手法のうんぬん以前に、リスク管理に問題があるということか...。』


 


 


「ふむ...。資金管理やリスク管理も詳述すれば簡単ではないが、


 あくまでも最低限の『手法以前のルール』として...、


 証拠金維持率を少なくとも200%は維持する、


 トレードの執行前に利確目標と損切の『ゴールを想定する』という


 ことはトレーダーとして最低のルールになるのではなかろうか...。」


 


 


『儲けようと大きめの玉で上げそうだから買う(下げそうだから売る)


 利が乗れば薄利で手仕舞い、逆行したときには慌てふためき、


 金縛りにあって挙句の果てに塩漬けする...、


 あるいは、何とか勝ちにもっていこうと際限なきナンピンをする、


 というのが負けるトレーダーの典型的な姿だからな...。


 まずは、トレードの執行の前に、利確目標の位置と損切の位置の


 『ゴールを想定する』ということは、手法うんぬん以前の


 最低限のルールになるのかもしれないよな...。ジイさん。』


 


 


「利確目標についてはスイングトレードなどではこれを想定せず


 トレーリング・ストップを活用する方法もあるようじゃが...、


 トレードの執行前に損切の位置の決定と『その実行』は、


 市場に生き残るための手法以前の最低限のルールとなろう...。」


 


 


『損切については、何Pips逆行で執行する定量法もあるようだけど


 一般にはチャートポイントの少し下()とするのが多いよな...。』


 


 


「ふむ...。損切の候補としてのポイントは


 (エントリー時の価格の位置に対する)


 A. 前回高値(安値)


 B. レジスタンス(サポート)ライン


 C. トレンドライン


 D. 移動平均線(21期間や75期間や200期間など)


 E. ボリンジャーバンドの各σ


 F. フィボナッチポイント


 G. ピボットポイント


 H. ラウンドナンバーの「00」ポイント


 I. ブレークポイント(ブレークした起点のポイント)


 などになろうが...、重合すると意識されやすいポイントとなり、


 損小を目指すには、単に上げそうだから買うということではなく、


 合理的な損切ポイントの候補の位置に『引き付ける』ことは


 大切なトレード執行の要領の1つとなるのではなかろうか...。」


 


 


『......!』


 


 


「そして、利確目標のポイントは必達となるとは限らなくても、


 (エントリー方向に対する) 上位時間軸を含めたAからHになろうが


 ここで、想定として、『損切りの幅 < 利益目標の幅』となる


 損小利大が目指せるかどうか、ということが大切となろう...。」


 


 


『損切り目標も利益目標も想定できない場合は論外だけど、


 例え上げそうでも、損切すべきポイントから離れ過ぎていたり、


 あるいは出遅れ利確目標とすべきポイントが既に迫っていたりして


 損小利大が見込めない場合はトレードを控えるべきということか。』


 


 


「ふむ...。リスクリワードレシオ(ペイオフレシオ)の向上を目指すには


 もしも仮にトレードチャンスを逃すことになったとしても


 勝ちと負けとのトータル収支で勝ちを目指すトレードでは


 大切な心得となるのではなかろうかのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『トレードの執行前に(損切の位置と利益目標の)「ゴールを想定する』


 ということはどうやら手法以前の大切なルールになりそうだな...。』


 


 


「それと...、当然ながら、重要経済指標や要人発言の発表時間にも


 留意しておくその必要もあろうのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


 


 


なーんちゃって。


 


またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


 


 


ではまた来週。



        

トレードと凡事のお話 その230

   投稿日 :17年 02月 19日 16:15

        

今週20日はトランプ米大統領就任から1カ月の節目となりますが、

16日の初の単独会見でもトランプ流の異例の会見になりましたね。






●今週(220日から224)のドル・円・ユーロの注目点


 


 


先週は、ドルインデックスが100.93で始まり、101.75へ上昇た後に


100.40へ反落して週末に100.89へ戻して週の終値になりました。


10年債利回りは週レベルでは2.420%に上昇しました。


NY原油先物(WTI)3月限は53.40ドルで週の終値になりました。


NYダウは週間354.68ドル上昇、20624.05ドルで週の取引を終える。


 


 


<ドル円>


 


今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは113.00の「00」ポイント


を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は17日の東京時間の


戻り高値113.50、さらに上昇した場合は16日のNY時間の戻り高値


113.84、ここを上抜けた場合は114.00の「00」ポイントから16日の


ロンドン時間の戻り高値114.03、さらに上昇した場合は15NY時間


後半の戻り高値114.37、ここを上抜けた場合は15日のロンドン時間の


揉み合い上辺114.61、さらに上昇した場合は先週高値の114.95を巡る


攻防が注目されます。


一方、下落した場合、まずは先週安値の112.62を巡る攻防が注目され


ます。ここを下抜けた場合は112.00の「00」ポイント、さらに下落し


た場合は8日の安値の111.63から7日の安値111.59、ここを下抜けた


場合1128日の安値111.36、さらに下落した場合111.00の「00


ポイント、ここを下抜けた場合は1123日の安値110.85を巡る攻防


が注目されます。


 


 


今週のドル円相場は経済指では、20日の日通関ベース貿易収支、22


の米中古住宅販売件数と米FOMC議事録、23日の米新規失業保険申請


件数、24日の米新築住宅販売件数と米ミシガン大学消費者信頼感指数


確報、などが注目されます。


 


 


先週のドル円 (概況) は、日米首脳会談が無事に通過した週初13日に


113.55レベルで始まり114.17へ上昇した後に反落して揉み合いになり


14日の日経平均が200円超の下落となったことも背景にロンドン時


間にかけて113.25へ下落する展開になりました。その後、切り返して


イエレンFRB議長の議会証言で「引き締めを待ち過ぎるのは賢明では


ないと再表明。経済が軌道維持すればさらなる調整必要も。FOMC


バランスシート戦略を今後数ヵ月で協議へ。トランプ政権のもと大き


な経済政策の変更がある可能性。FRBはその内容が明らかになるを待


つ。」などが示されたことを背景に上伸して、翌15日のNY時間に発


表された米小売売上高や米消費者物価指数やNY連銀製造業景況指数


などが予想より強い結果となったことも背景に週高値となる114.95


上昇する展開になりました。その後、オプション絡みの売りとともに


利益確定売りもあった模様で反落して、翌16日は米10年債利回りの


低下および日経平均の下落も背景に軟調傾向で推移して、週末17日に


10年債利回りの低下も背景に週安値となる112.62へ下落した後に


112.86レベルで週の取引を終えました。


 


 


日米首脳会談を無事に通過して始まった先週は、ムニューチン氏が米


財務長官に就任となるもフリン大統領補佐官が辞任に追い込まれるな


どトランプ政権の閣僚人事で波乱がありましたが、イエレンFRB議長


の議会証言で利上げへの姿勢が再確認されたことで堅調推移となって


15日に発表された米小売売上高やCPIが強い結果となったことも背景


にドル円は115円に迫るあたりまで上昇する展開になりました。


しかし、その後はオプション絡みの売りと利益確定売りに押されて、


NYダウは連騰するも、日経平均が東芝の債務超過もあり軟調に推移し


たことや米10年債利回りの低下を背景に112円台後半へ下落する展開


になりました。


 


今週初めの20日はトランプ大統領就任から1か月の節目となりますが


9日の航空業界のCEOと懇談での「数週間のうちに目を見張るような


税制改正案を出す。」との大統領発言への期待は大きくも、経済紙によ


れば「法制化が必要な減税やインフラ投資の実行は、来年以降にずれ


込むとの見方が多い。」とのことで、期待と実行とのタイムラグへの思


惑に揺れる展開となっているようです。


先週末の終値112.86レベルは、117日・18日から23日・24日の


サポートのあたりでもあり、踏ん張れるのかどうか週初の動向が注目


されます。


 


 


<ユーロドル>


 


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは17NY時間の戻り


高値1.0667を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は先週高


1.0679、さらに上昇した場合は1.0700の「00」ポイントから8日の


高値1.0714、ここを上抜けた場合6NY時間終盤の戻り高値1.0755


さらに上昇した場合は3日高値1.0797から1.0800の「00」ポイント


ここを上抜けた場合は2日高値1.0829を巡る攻防が注目されます。


一方、下落した場合、まずは16日のロンドン時間の押し安値でもある


1.0600の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は14日の東京時間の


揉み合い下辺の1.0591から15日の東京時間の揉み合い上辺1.0586


さらに下落した場合は先週安値の1.0521、ここを下抜けた場合1.0500


の「00」ポイント、さらに下落した場合は111日の安値1.0453


ここを下抜けた場合は1.0400の「00」ポイントを巡る攻防が注目され


ます。


 


 


今週のユーロドル相場は経済指では、20日の欧消費者信頼感速報、


21日の仏・独・欧の製造業PMI速報とサービス業PMI速報、22日の


IFO景況感指数と欧消費者物価指数確報、23日の独第4四半期GDP


確報、などが注目されますが、対ドル通貨ペアとして、22日の米中古


住宅販売件数と米FOMC議事録、23日の米新規失業保険申請件数、


24日の米新築住宅販売件数と米ミシガン大学消費者信頼感指数確報、


などが注目されます。


 


 


先週のユーロドル (概況) は、週初13日に1.0628レベルで始まり揉み


合いながらもロンドン時間序盤にかけて1.0658へ上昇しましたが、


その後、反落してNY時間から翌14日の東京時間前半にかけて1.06


挟み揉み合う展開になりました。その後、ロンドン時間にかけ1.0633


へ反発しましたが、NY時間にイエレンFRB議長の議会証言で「引き


締めを待ち過ぎるのは賢明ではないと再表明。経済が軌道維持すれば


さらなる調整必要も。FOMCはバランスシート戦略を今後数ヵ月で協


議へ。」などが示されたことを背景とするドル買いに1.0561へ下落す


る展開になりました。その後、翌15日のロンドン時間の前半にかけて


小幅な揉み合いになりましたが、NY時間に発表された米小売売上高や


米消費者物価指数やNY連銀製造業景況指数などが予想より強い結果と


なったことを背景とするドル買いに週安値となる1.0521へ下落する展


開になりました。その後、ドル円の下落に伴うドル売りを背景に切り


返して、翌16日は米10年債利回りの低下も背景に堅調傾向で推移し


ロンドンフィックスにかけて週高値となる1.0679へ上昇する展開にな


りました。その後、翌17日の東京時間終盤にかけて高値圏での小幅な


揉み合いになりましたが、ロンドン時間から反落して、仏大統領選で


左派政党が中道派を牽制するため選挙協力するのではとの憶測が台頭


した模様で極右国民戦線のルペン党首に有利に働くとの観測も背景に


揉み合いながらも軟調傾向で推移して1.0614レベルで週の取引を終え


ました。


 


先週半ばの15日に1.05台前半に下落した後に1.06台後半に反発した


ユーロドルですが、週末は仏大統領選挙を巡る政治リスクとギリシャ


懸念が重しになり再び軟調推移になりました。


35日にはオランダ総選挙」も予定されていて、「423日および


57日の仏大統領選挙」とともに、ユーロドルは暫く欧州政治リスク


が意識される相場展開となる可能性がありそうです。週初は1.06台が


維持できるかどうかが注目されます。


 


 


 


 


■トレードと凡事のお話 その230


 


 


前回からの続きのお話です。


 


 


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が


トレードでは当たり前なことこそが大切として、


「投資苑3」の中でこう語っています。


 


 


「相場には秘密があります。


 秘密がないということが秘密なのです。」


 


 


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは


いったいぜんたい何なのでしょうか...。


 


 


今回は「トレードと凡事」その第二百三十話です。


 


 


それでは、はじまり、はじまり~。^^


 


 


 


『おい、ジイさん。日米首脳会談とイエレンFRB議長の議会証言の


 2つのイベントを経過して、先週のドル円は米小売りや米CPI


 強かったこともあり115円にあと一歩というところまで上昇したが


 その後、週の後半は失速してしまったよな...。』


 


 


「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。


 オプション絡みの売りをトリガーとするかのように反落して


 一旦の頂点と観る向きの利食い売りも出たようで...、


 日経平均も東芝などの問題もあり軟調傾向で推移したこともあって


 ドル円は112円台後半へと下落する展開になり...、そして週後半は


 米10年債利回りも後追いするように低下することになったのう。」


 


 


『今週初めの20日はトランプ大統領就任1カ月目の節目になるが、


 9日の「数週間のうちに目を見張るような税制改正案を出す。」


 との発言から早くも2週間近くになり注目されるが...


 「法制化が必要な減税やインフラ投資実行は来年以降にずれ込む」


 との見方も多いようで、期待と実行時期とのタイムラグへの思惑も


 台頭してきている感じだよな...。ジイさん。』


 


 


「ふむ。先週のドル円の終値は1月下旬のサポートのあたりでもあり


 そのアラウンドで踏ん張り切れるかどうか注目されるのう...。


 チャートの事実をしっかり観てトレードしていきたいものじゃ。」


 


 


『来月の3月ともなればNYダウも「セル・イン・メイ」の時節を迎え


 ドル円も本邦企業のリパトリーの時節にもなり...、


 その一方で生保など機関投資家のヘッジ外しへの思惑もあるようで


 112円台後半は結構重要な節目となるかもしれないよな。


 さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』


 


 


「ふむ。そうじゃのう...。今日は『思い込みの誤謬』のお話でも


 させてもらうとしようかのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『よろしい...。聞いてやろうじゃないか。』


 


 


「よく『人は信じたいように物事(情報)を解釈する』と言われるが、


 トレードでもこのようなことがあるものなのじゃのう...。」


 


 


『......。』


 


 


「先般の大統領選でヒラリー氏が負けたらドル円は100円を割り込む


 という観測を信じてしまったばかりに、


 ドル円の上昇の事実を観ていながら売りしか考えられなかった...、


 そして、年末から年始にかけてこの考えが改まり、


 『120円などは通過点に過ぎない。ドル円は125円を目指す。』


 という某アナリストさんの見解を信じてしまったばかりに


 買いしか考えられなくなってしまったトレーダーも多かったようで


 思い込みによる心理バイアスはチャートを観る目を曇らせてしまう


 あるいはテクニカル分析が思い込みバイアスに影響を受けてしまう


 ということがあるものなのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『まぁ、その後の事実は現段階ではほぼ真逆となったワケだけど、


 その時聞くと、その手の話は結構な説得力があるからな...。』


 


 


「このような『思い込みの誤謬』はテクニカル分析でもあり得る事で


 『テクニカルの重装備をすればトレードに勝てる』と思い込むと


 1つのチャート画面にたくさんのインジケーターを表示させて


 かえって混沌に何が何だか判らなくなり判断に支障きたしてしまう


 ということもよくあることなのじゃのう...。」


 


 


『あははっ。一目にボリンにGMMAとピボットにパラボも表示させ、


 その下にRSIMACDなどオシレーター5種も表示させて、


 さらにオプションの想定位置も書き込んでいるチャートを


 観たことがあるが、そのようなことをしているトレーダーは


 さぞや勝ちまくっていると思いきや、不思議なことに


 案外と戦績が振るわないこともあるようだぜ...。』


 


 


「ふむ...。むしろテクニカルに精通していながら、


 加える事から削ぎ落しを経て『本当にこれだけですか?』


 というくらいシンプルなチャートでトレードしている人の方が


 戦績が良いということはよく聞くことでのう...。」


 


 


『勝っているトレーダーの中には水平線だけとか、移動平均線だけ、


 という人もいて、「何か秘密を隠しているんじゃないか』と思うほど


 シンプルチャートでトレードしている人は案外いるようだからな。』


 


 


「ふむ...。何かを加えることしか考えられない時期から、


 削ぎ落してシンプル化を目指す時期に至るころ


 自身のトレードスタイルを確立して勝てるようになる、


 ということは多いのやもしれぬのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『複雑よりシンプルが優れているということはよくある事だからな。』


 


 


「ふむ...。教材でも目方(ボリューム)に価値があるかのように、


 例えばじゃが...、同一の価格の教材の場合、モデルケースとして


 『トレンドを捉える12のテクニック』、『フェイク回避10の法則』


 『レンジ・ボックスにおける12のテクニック』


 付録『アーサー・メリルのM型・W型の32パターン詳述』、


 PDF500ページ、解説動画50本、などというような教材があれば


 販売ページを観る際の満足度は高くなる傾向がある、その一方で、


 もしも仮に、『トレンド認識のシンプルな3つのテクニック』、


 『シンプルな2つのラインテクニック』、


 『フェイク軽減の3つの法則』、PDF30ページ、動画解説10本、


 というような教材があったとするならば、ボリュームで見劣りして


 販売ページを観る際での評価は一般に低い傾向があるが...、


 もしかすると、前者は混沌の中でトレードすることが余儀なくなり


 後者は削ぎ落されたシンプルさに優れ、実際のトレードに役立つ、


 ということもある場合があるやもしれないのじゃのう...。」


 


 


『まぁ、ときにそういう場合もあるのかもしれないよな...。


 ノウハウは量よりもその中身と実践に役立つかが大切だからな。』


 


 


「また...、トレードに対する認識でも、血眼になってチャンスを探し


 数多くトレードすることが利益に繋がると思い込んでいる時期から


 むしろ、無駄トレードを控えようと指向するようになるときに


 トレードで収益を上げられるようになる、ということもあるもので


 思い込みの誤謬はいろいろなことであり得るものなのじゃのう...。」


 


 


『ポジポジ病ではなかなか収益が改善しないというからな...。』


 


 


「いくつか例を用いてお話をさせてもらったが、知らず知らず


 思い込んでいたことが実は誤謬となっていることはあるもので...、


 情報の価値の判別は受け手側に委ねられているゆえに、


 『何が本当に大切なことか』について常に自問して


 自身の思い込みと認識の誤謬を修正していきたいものじゃのう...。」


 


 


"Simple" is "best". とよく言われるが、もしかすると


 思い込みの誤謬を正すには「シンプルに」ということが


 キーワードになるのかもしれないよな...。ジイさん。』


 


 


「ふむ。もしかすると、そうなのやもしれぬのう...。」


 


 


 


 


なーんちゃって。


 


またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


 


 


ではまた来週。



        

トレードと凡事のお話 その229

   投稿日 :17年 02月 12日 16:38

        

米国での日米首脳会談では安倍首相が異例ともいえる厚遇で迎えられ

懸念されていた自動車貿易や為替を巡る批判はなかったようですね。






●今週(213日から217)のドル・円・ユーロの注目点


 


 


先週は、ドルインデックスが99.70で始まり、堅調に推移して101.02


へ上昇して100.79で週の終値になりました。


10年債利回りは週レベルでは2.407%に低下しました。


NY原油先物(WTI)3月限は53.86ドルで週の終値になりました。


NYダウは週間197.91ドル上昇、20269.37ドルで週の取引を終える。


 


 


<ドル円>


 


今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは10NY時間の戻り高値


113.73から10日の高値113.85を巡る攻防が注目されます。ここを上


抜けた場合は114.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は1


30日の東京時間の押し安値114.26、ここを上抜けた場合130日の


ロンドン時間戻り高値114.94から115.00の「00」ポイント、さらに


上昇した場合は127日の高値115.37を巡る攻防が注目されます。


一方、下落した場合は、まずは113.00の「00」ポイントを巡る攻防が


注目されます。ここを下抜けた場合は10日の安値112.86、さらに下落


した場合は揉み合い上辺でもある7日の高値112.58、ここを下抜けた


場合は112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は8日の安値の


111.63から7日の安値111.59、ここを下抜けた場合1128日の安値


111.36、さらに下落した場合は111.00の「00」ポイントを巡る攻防が


注目されます。


 


 


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、13日の日第4四半


GDP一次速報、14日の中国消費者物価指数と中国生産者物価指数


と米生産者物価指数とイエレンFRB議長の上院銀行委員会での証言、


15日の米小売売上高と米消費者物価指数とNY連銀製造業景況指数と


米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数とイエレンFRB議長の下院金融


委員会での証言と対米証券投資、16日の米住宅着工件数と米建設許可


件数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数と米新規失業保険申請件


数、17日の米景気先行指標総合指数、などが注目されます。


 


 


先週のドル円 (概況) は、週初6日に112.48レベルで始まり揉み合い


を経た後に米10年債利回りの低下を背景に112円台を割り込み欧州の


政治リスクも背景に翌7日の東京時間序盤に週安値となる111.59へ下


落する展開になりました。その後、切り返して、112.58から111.63


範囲とするレンジ相場が続きましたが、9日のNY時間にトランプ大統


領が航空業界のCEOとの懇談で「数週間のうちに航空インフラ投資と


目を見張るような税制改正案を出す。」として日本の新幹線を評価して


米鉄道インフラ整備に言及したことで米10年債利回りが上昇してNY


ダウも100ドル超上昇したことを背景に113円台を回復して、翌10


に日経平均が大幅上昇となったことや中国貿易収支が予想より強い結


果になったことも背景にロンドン時間序盤に週高値となる113.85へ上


昇する展開になりました。その後、NYダウが史上最高値を更新して


10年債利回りも堅調傾向で推移するなか、日米首脳会談を前にポジ


ション調整となり、その後の日米首脳共同会見時に一時112.86へ反落


しましたが、その後、113円台を回復して113.21で週の取引を終えま


した。


 


 


日米首脳会談では安倍首相が異例の厚遇で迎えられ、懸念されていた


自動車貿易や為替を巡る批判はなかった模様で、麻生副総理とペンス


米副大統領をトップとする経済対話の枠組みを新設することで合意し


て無事に通過したと言えそうです。ただ、日米首脳会談後の共同会見


で安倍首相が「為替問題は専門家である財務相同士で議論する。」と話


した直後にトランプ大統領が「各国の通貨切り下げに不満を言ってき


た。極めて短期間に公平な条件を取り戻す(米貿易赤字の削減には通貨


安誘導の是正が)唯一の道。」と発言していることから、その解釈を巡る


週明けの市場の二次反応が一応注目されます。


 


そして今週はイエレンFRB議長の議会証言予定されていて、特に初日


となる14日の上院銀行委員会での証言が注目されますが、米利上げの


時期について踏み込んだ言及は見送られるとの観測は多いものの、米


早期利上げに前向きな発言があった場合はドル買い動意となりますの


で過度の予断なくトレードに臨みたいものです。


また、米小売売上高と米消費者物価指数も注目材料になりそうです。


 


 


<ユーロドル>


 


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは10NY時間の戻り


高値1.0653から10日の高値1.0667を巡る攻防が注目されます。ここ


を上抜けた場合は1.0700の「00」ポイントから8日の高値1.0714


さらに上昇した場合は6NY時間終盤の戻り高値1.0755、ここを上


抜けた場合は3日の高値1.0797から1.0800の「00」ポイント、さら


に上昇した場合は2日の高値1.0829を巡る攻防が注目されます。


一方、下落した場合、まずは10日の安値1.0607から1.0600の「00


ポイントを巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は119


の安値1.0589から116日の安値1.0579、さらに下落した場合は


19日の安値1.0510から1.0500の「00」ポイント、ここを下抜け


た場合は111日の安値1.0453を巡る攻防が注目されます。


 


 


今週のユーロドル相場は経済指標では、14日の独第4四半期GDP


報と独消費者物価指数改定値と欧第4四半期GDP改定値と欧鉱工業生


産と独・欧ZEW景況感調査、16日の欧ECB理事会議事録要旨、など


が注目されますが、対ドル通貨ペアとして、14日の中国消費者物価指


数と中国生産者物価指数と米生産者物価指数とイエレンFRB議長の米


上院銀行委員会での証言、15日の米小売売上高と米消費者物価指数と


NY連銀製造業景況指数と米鉱工業生産と米NAHB住宅市場指数とイエ


レンFRB議長の米下院金融委員会での証言と対米証券投資、16日の米


住宅着工件数と米建設許可件数とフィラデルフィア連銀製造業景気指


数と米新規失業保険申請件数、17日の米景気先行指標総合指数、など


が注目されます。


 


 


先週のユーロドル (概況) は、週初6日に1.0790レベルで始まり、仏


大統領選挙など欧州政治リスクへの懸念やギリシャ債務への不安再燃


を背景に揉み合いながらも軟調傾向で推移して8日ロンドン時間前半


にかけて1.0640へ下落する展開になりました。その後、米10年債利


回りの低下を背景に切り返してロンドンフィックスにかけて1.0714


反発しましたが、その後、揉み合いを経て翌9日のNY時間にトランプ


大統領が航空業界のCEOとの懇談で「数週間のうちに航空インフラ投


資と目を見張るような税制改正案を出す。」として米10年債利回りが


上昇してNYダウも100ドル超上昇したことを背景とするドル買いに


再び軟調推移となって翌10日のNY時間序盤に週安値となる1.0607


へ下落する展開になりました。その後、ドル円のポジション調整に伴


うドル売りも背景に反発して1.0641レベルで週の取引を終えました。


 


 


仏大統領選を巡り有力候補のフィヨン氏やマクロン氏にスキャンダル


報道が相次いで、先週の仏世論調査では「不法移民は送還する」とす


る極右政党の国民戦線(FN)のルペン氏が支持率トップとなり、足元で


10年債利回りと対独10年債利回りの差が平時の3から4倍に拡大


していて政治リスクが高まっているとともに、ギリシャ債務問題を巡


り「経済再建には抜本的な債務負担の軽減や緊縮策の緩和が必要」と


するIMFとユーロ圏との意見対立が鮮明化してギリシャ国債の売りが


膨らみ、10日にはギリシャの2年物国債の利回りが一時10%半ばに上


昇するなどギリシャのデフォルト懸念が再び高まっていることなどが


ユーロドル相場の重しとなっています。


 


今週は独第4四半期GDP速報と独消費者物価指数改定値と欧第4四半


GDP改定値などが注目されますが、14日には伊やギリシャのGDP


速報も発表予定で注目材料になりそうです。また今週はイエレンFRB


議長の議会証言予定されていて対ドル通貨ペアとして注目されます。


 


 


 


 


■トレードと凡事のお話 その229


 


 


前回からの続きのお話です。


 


 


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が


トレードでは当たり前なことこそが大切として、


「投資苑3」の中でこう語っています。


 


 


「相場には秘密があります。


 秘密がないということが秘密なのです。」


 


 


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは


いったいぜんたい何なのでしょうか...。


 


 


今回は「トレードと凡事」その第二百二十九話です。


 


 


それでは、はじまり、はじまり~。^^


 


 


 


『おい、ジイさん。注目されていた米国での日米首脳会談では


 安倍首相が異例ともいえる厚遇で迎えられて、懸念されていた


 自動車貿易や為替を巡る批判は、会談後のゴルフをしていた時も


 含めて特段なかったようだよな...。』


 


 


「ふむ。首脳会談後の共同会見ではトランプ大統領が『極めて短期間


 に公平な条件を取り戻す (米貿易赤字の削減には通貨安誘導の是正


 が) 唯一の道。』と発言されていたが...、まぁ、無事に通過したと


 言ってよいのではなかろうかのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『トランプ米大統領は就任後に台湾の蔡英文総統と電話会談をして


 米中関係がギクシャクしていたが、日米首脳会談前に中国の習近平


 国家主席と電話会談をして中台がともに一つの中国に属するという


 「1つの中国」政策の維持で合意したとのことで...


 ときに方針がガラリと豹変することがあるようだけどさぁ、


 日米は良き経済パートナーとしてやっていきたいもんだぜ...。』


 


 


「ふむ。話し合い前に一発かましておいて、そして落とし所を求める


 というのがトランプ流の通商や外交のやり方なのやもしれぬが...、


 例えば、先般の米大使館をテルアビブからエルサレムに移転する


 という発言などは大きな紛争の火種になり得る可能性もあり...、


 世界をハラハラドキドキさせてもいるのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『ユーロの話もしたいところだが、話が長くなるといけねぇ...。


 さてところで...、ジイさん。今日はペンディングになっていた


 「人工知能(AI)とトレード」ついてのお話だな...。』


 


 


「ふむ...。今日は『人工知能(AI)とトレード』についてのお話を


 させてもらうとしようかのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『よろしい。まぁ、聞いてやろうじゃないか...。』


 


 


「人工頭脳が注目されたのは案外と昔からで、今から28年も前じゃが


 IBM1989年より開発を開始したチェス専用スーパーコンピュータ


 『ディープ・ソート』ではなかろうかのう...。


 そして、それの後継の『ディープ・ブルー』が1997年の5月に


 当時のチェス・チャンピオンのガルリ・カスパロフ氏に


 6戦中213引き分けで勝利して脚光を浴びたが、


 知っている人も多いのではなかろうか...。」


 


 


『うーん。聞いたことがあるかもな...。』


 


 


「まぁ、当時の人工頭脳は評価関数(差し手の有効度を導く数式)


 人が考案するなど、どうしたらチェスに勝てるかについて


 人がコンピーターの教師であり、現在の人工知能(AI)のように


 どうしたらチェスに勝てるかを深層学習(ディープ・ラーニング)


 によってコンピューター自身(自体)が自己学習で進化していく、


 ものとは異なっていたようじゃがのう...。」


 


 


『当時は、一昔前のEA(自動売買)みたいに


 ロジックは人が考案していたというワケか...。』


 


 


「時は流れ、2011年にはIBMの人工知能ワトソンがクイズ番組に


 参加して見事なまでにチャンピオンになったり...、


 また、近年では人との過去の会話を記憶して『人のように話す』


 マイクロソフト社の人工知能シャオアイスが中国でリリースされて


 人工知能にほんとうに恋をする若者が現れる時代になり...、


 そして、2016年にはグーグル傘下のディープ・マインド社の


 アルファー碁(AlphaGo)が韓国の天才囲碁棋士イ・セドル九段に


 41敗で勝利したことで人工知能(AI)による深層学習


 (ディープ・ラーニング)の凄さが証明されることになったが...


 将棋の世界でも電脳戦でコンピューターがプロ棋士に勝ち越す


 時代になってきているのじゃのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『ふーん。コンピーターはもう人を超えつつあるようだな...。』


 


 


「ふむ。コンピューターの深層学習では知能指数で人の10倍に至るも


 ただ...、アルファー碁(AlphaGo)とイ・セドル九段の第4局で


 イ・セドル九段が放った定石外の一手にアルファー碁(AlphaGo)


 突然、暴走を始め自滅するような差し手を連発したり...、


 また、マイクロソフト社の人工知能『Tay』がTwitterでの会話を


 通じて人種差別や性差別、陰謀論を学習してしまったことにより、


 不適切な発言を連発するようになったことで緊急停止されるなど、


 自己深層学習ゆえに制御の問題は課題であり...、


 2045年頃には人工知能が人の手を離れて加速度的に発達して


 その先には人智の想像を超えた『シンギュラリティ』を迎えると


 言われているが...、コンピューターを天使とするか悪魔とするか、


 人類は大きな課題に直面することになろう...。」


 


 


『......。』


 


 


「深層学習(ディープ・ラーニング)を得たコンピューターは、


 『直感』、『創造性』、『感情』など、これまで人のみ可能とされ、


 機械には無理とされていた領域にまで踏み込みつつあってのう...。」


 


 


『ほんとうかよ! ジイさん。』


 


 


「ふむ...。NHKスペシャル『天使か悪魔か羽生善治人工知能を探る』


 (Bing の検索サイトで調べると「動画」が視聴可能のようです)


 などを観れば驚愕の事実を知ることができよう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『へぇー。検索して観てみるとするぜ。ジイさん。』


 


 


「ともあれじゃ...、世界は既に人工知能(AI)の時代に突入していて、


 チェスや囲碁や将棋のみならず自動車や各種機器制御にも利用され


 先に紹介したように投資やトレーディングにも活用されていて


 https://matome.naver.jp/odai/2143505597597036701


 現在、レンブラントが描いたと同様の絵画も描画できるようになり


 また、小説や、気象情報によりお天気キャスターの原稿を書いたり


 融資判断、保険の審査、電話オペレーターなどなど、


 将来は弁護士の補助や、行政補助を含めてほとんど全ての分野で


 人工知能(AI)が活躍する時代が到来することであろうのう...。」


 


 


『人の雇用が脅かされる時代が来るのかもな...。』


 


 


「ふむ...。近い将来にその問題も大きな課題となるやもしれぬのう。」


 


 


『で...、我々個人トレーダーにとって人工知能(AI)とは


 どう付き合っていけばよいのかな...。ジイさん。』


 


 


「現在、人工知能(AI)を用いた投資や投機では、


 過去のチャートを深層学習(ディープ・ラーニング)させて


 『チャートにおいて未来相場を予測する(させる)』ものは


 むしろ少数で...、チャートという枠を超えて、


 マイクロ秒レベルで売買発注に追従していく


 『超高速取引(ハイ・フリクエンシー・トレード)』で


 『価格変動において小利を積算的に繰り返す方法』や...、


 『ネット上にある言葉(ワード)数と相場との相関を利用』したり、


 『要人発言における言葉(ワード)に反応』する、いわゆるアルゴや、


 経済指標の発表において人が太刀打ちできないほど早く反応する、


 ものなど、トレーディングにおいて人工知能(AI)は既に50%ほど


 活用されているとも聞くが...、例えば、先般の米大統領選挙で


 トランプ氏が勝つと予想を的中した人工知能(AI)が皆無であった


 ことも話題になっていたようで...、


 人工知能(AI)は『予想において』必ずしも絶対的で正確無比ではなく


 未来はともあれ、現段階では極度に恐れたり神格化する見方をする


 その必要はないのではなかろうか...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『......。』


 


 


「そして、人工知能(AI)がいかに達しても、


 過去のチャートで『未来を完全に予測する』ことは


 現在レート以降に、織り込み未然の『未来要素が加わってくる』


 ことで...、つまり、未来のチャートは


 『過去の相場に完全に規定されていない(支配されていない)』ために


 完全に未来を予測することは『原理的に不可能』で...、また、


 為替の場合は勝者の利得は敗者が支払うという市場原理からも


 おのずと、人工知能(AI)がディープラーニングしても、


 そこには予測の限界点(予測の臨界点)が原理的に存在することになり


 聖杯は未来永劫、見つからぬことであろうのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『例えるなら、聖杯同士の麻雀のようなもので、


 為替相場では勝者の利得は敗者が支払うということからも、


 全ての人工知能(AI)が勝つということは


 ゼロ・サム(スプレッドを考慮すればマイナス・サム)


 為替相場では原理的にあり得なく、


 聖杯は矛盾により存在しえないことになるというワケか...。』


 


 


「ただ...、人工知能(AI)が人より上手にトレードすることは


 あり得ることで、人(ヒューマン・トレーダー)


 例えるなら、人工知能(AI)の自動運転で走る『AIカー』を先導として


 それに追従して『ヒューマン・カー』も走行することは


 人として賢明なトレード術になるやもしれぬのう...。


 また、プライス・アクションとしては、『坊主頭のローソク足』


 の示現と『加速感を伴うローソク足』の示現は


 人工知能(AI)先導の合図になるやもしれぬのう...。」


 


 


『トレンドフォローならぬプライスムーブメント・フォローってか。


 おっといけねぇ...。今日は話がめっちゃ長くなっているぜ。』


 


 


 


 


なーんちゃって。


 


またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


 


 


ではまた来週。



        

トレードと凡事のお話 その228

   投稿日 :17年 02月 05日 16:09

        

テロ対策を理由にイスラム圏7カ国出身者の入国を一時禁止する

米大統領令に米連邦地裁が差し止めを命じる仮処分を下しましたね。







●今週(26日から210)のドル・円・ユーロの注目点


 


 


先週は、ドルインデックスが100.43で始まり、101.02へ反発した後に


99.19へ反落して99.84で週の終値になりました。


10年債利回りは週レベルでは2.469%に低下しました。


NY原油先物(WTI)3月限は53.83ドルで週の終値になりました。


NYダウは週間22.32ドル下落、20071.46ドルで週の取引を終える。


 


 


<ドル円>


 


今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは113.00の「00」ポイント


から3日のNY時間後半での戻り高値113.07を巡る攻防が注目されま


す。ここを上抜けた場合は3日の米雇用統計発表直後の高値113.48


さらに上昇した場合は1日の高値113.95から114.00の「00」ポイン


ト、ここを上抜けた場合は130日の東京時間の押し安値114.26


さらに上昇した場合は115.00の「00」ポイント、ここを上抜けた場合


127日の高値115.37を巡る攻防が注目されます。


一方、下落した場合、まずは3日の米雇用統計後の安値112.31を巡る


攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は2日の安値112.05から


112.00の「00」ポイント、さらに下落した場合は1129日の安値の


111.67、ここを下抜けた場合は1128日の安値111.36、さらに下落


した場合は111.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合1121


の安値110.46、さらに下落した場合は1122日の安値110.27、ここ


を下抜けた場合は110.00の「000」ポイントを巡る攻防が注目されま


す。


 


 


今週のドル円相場は経済指標では、6日の米LMCI労働市場情勢指数、


7日の中国財新サービス業PMIと米貿易収支、8日の日国際貿易収支、


9日の日機械受注と米新規失業保険申請件数、10日の中国貿易収支と


米ミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目されます。


 


 


先週のドル円 (概況) は、週初130日に下窓を空けて114.75レベル


で始まり、NYダウが2万ドル台を割り込んだことや米10年債利回り


の低下を背景に揉み合いながらも軟調傾向で推移して、翌31日にトラ


ンプ米大統領の「日本と中国は通貨切り下げで市場を手玉に取った。」


との発言も背景にNY時間に112.08へ下落する展開になりました。


その後、切り返して、翌21日に日経平均の上昇を背景に堅調傾向


で推移して、NY時間に発表された米ADP雇用統計や米ISM製造業景


況指数が市場予想より強い結果となったことを背景に113.95へ上昇し


ましたが、その後に反落して、FOMCでは市場予想通りFF金利据え置


きとなるもFOMC声明で今後の利上げに対し慎重姿勢も見られたこと


を背景に揉み合いながらも軟調傾向で推移して、翌2日の日経平均の


下落も背景に軟調傾向が続いてNY時間序盤に週安値となる112.05


下落する展開になりました。その後、切り返して、翌3日の東京時間


に上下動の揉み合いとなるも日銀が日長期金利上昇の抑制のため指値


オペを実施したことを背景に113円台を回復して米雇用統計の発表を


迎えました。米雇用統計ではNFPが市場予想より強い22.7万人になり


ましたが、米平均時給が予想より弱い前月比+0.1%となったことで、


発表の初期反応で113.48へ上昇するも、その後、112.31へと下落する


上下動の揉み合いとなって112.59レベルで週の取引を終えました。


 


先週は、NYダウが週初に2万ドル台を割り込むも週末に2万ドル台を


回復しましたが、ドル円は日銀金融政策発表、FOMC、米雇用統計など


のイベントを経て週間で2円ほど下落する展開になりました。


 


「米国第一」の保護主義政策の大統領令を矢継ぎ早に打ち出している


トランプ政権ですが、昨年末時点での米ドルの実質実効為替レートが


130弱と、1985年に主要国がドル高是正で協調したプラザ合意直前の


140台に近い水準まで上昇していた経緯もあってか、先週はトランプ


米大統領から「日本と中国は通貨切り下げで市場を手玉に取った。」


との発言も聞かれ、10日の日米首脳会談およびその市場反応が注目さ


れます。


 


今後の注目イベントとしましては、(日時未定ですが)2月の米予算教書


演説、3月中旬のG204月の米為替政策報告書、などがありますが、


米減税にかかわる大統領令および金融規制緩和にかかわる大統領令に


続いて米インフラ整備にかかわる具体的な大統領令が発令された場合


はドル買い要因として注目されますとともに、4月の新年度に向けて


生保など機関投資家のヘッジ外しがドル円の上昇要因になるとの指摘


もあるようですので、今後、注目材料になる可能性がありそうです。


 


 


<ユーロドル>


 


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは3日の高値1.0797


1.0800の「00」ポイント巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた


場合は1日の高値1.0807から131日の高値1.0812、さらに上昇し


た場合は2日の高値1.0829、ここを上抜けた場合は128日の高値


1.0874、さらに上昇した場合は1.0900の「00」ポイント、ここを上抜


けた場合は1111日の高値1.0923から1110日の高値1.0953


さらに上昇した場合は1.1000の「000」ポイントを巡る攻防が注目さ


れます。


一方、下落した場合、まずは3日の米雇用統計発表直後の安値1.0712


を巡る攻防が注目されます。ここを下抜けた場合は1.0700の「00」ポ


イント、さらに下落した場合は131日安値1.0684、ここを下抜けた


場合は127日の安値1.0658から126日の安値1.0657、さらに


下落した場合は130日の安値1.0620、ここを下抜けた場合1.0600


の「00」ポイント、さらに下落した場合は119日安値1.0589から


116日の安値1.0579を巡る攻防が注目されます。


 


 


今週のユーロドル相場は経済指標および要人発言では、6日の独製造業


新規受注とドラギECB総裁の発言、7日の独鉱工業生産、などが注目


されますが、対ドル通貨ペアとして、6日の米LMCI労働市場情勢指数


7日の中国財新サービス業PMIと米貿易収支、9日の米新規失業保険申


請件数、10日の中国貿易収支と米ミシガン大学消費者信頼感指数速報


などが注目されます。


 


 


先週のユーロドル (概況) は、週初130日に上窓を空けて1.0722


ベルで始まり揉み合いながらも軟調傾向で推移してNY時間序盤に週安


値となる1.0620へ下落しましたが、その後、切り返して、1.07レベル


の揉み合いを経た後に、翌31日に米国家通商会議の責任者ピーター・


ナバロ氏の「ユーロは過小評価されている。」との発言および米10


債利回りの低下を背景にロンドンフィックスにかけて1.0812へ上昇す


る展開になりました。その後、小幅な揉み合いを経て、翌21日の


NY時間に発表された米ADP雇用統計や米ISM製造業景況指数が市場


予想より強い結果となったことを背景とするドル買いに1.0731へ反落


しましたが、その後、FOMCでは市場予想通りFF金利据え置きとなる


FOMC声明で今後の米利上げに対し慎重姿勢も見られたことを背景


に反発して揉み合いながらも堅調傾向で推移して、翌2NY時間序盤


にかけて週高値となる1.0829へ上昇する展開になりました。その後、


ドル円の反発に伴うドル買いを背景に翌3日のロンドン時間にかけて


1.07台前半へ反落して米雇用統計の発表を迎えました。米雇用統計で


NFPが市場予想より強い22.7万人になりましたが、米平均時給が


市場予想より弱い前月比+0.1%となったことで、発表直後の初期反応


1.0712へ下落するも、その後、1.0797へ反発して、揉み合いを経た


後に1.0783レベルで週の取引を終えました。


 


先週のユーロドルは、FOMC、米雇用統計などのイベントを経て週間で


60Pipsほど上昇する展開になりましたが、値動きは今一つといった印


象でした。


 


さて、2日に英国のメイ首相が英離脱「白書」を公表したことで、3


上旬のEUへの英離脱の正式通知が視野入りすることになったことも


影響してか、先週の英BOE政策金利、英BOE議事録要旨および四半


期インフレレポートの発表されたスーパー・サースデーからのポンド


の動向も注目されますが、ユーロにかかわる今後の材料としましては


35日のオランダ総選挙」、「423日および57日のフランス


大統領選挙」、「7月のギリシャの債務返済のピーク(60億ユーロ)」、


924日のドイツ連邦議会選」などが注目され、欧州政治リスク


およびギリシャ問題の再燃などが近い将来にユーロドルの相場に次第


に影響してくる可能性がありそうです。


 


 


 


 


■トレードと凡事のお話 その228


 


 


前回からの続きのお話です。


 


 


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が


トレードでは当たり前なことこそが大切として、


「投資苑3」の中でこう語っています。


 


 


「相場には秘密があります。


 秘密がないということが秘密なのです。」


 


 


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは


いったいぜんたい何なのでしょうか...。


 


 


今回は「トレードと凡事」その第二百二十八話です。


 


 


それでは、はじまり、はじまり~。^^


 


 


 


『おい、ジイさん。先週はNYダウが週初に2万ドル台を割ったけど


 週末には2万ドル台を回復する相場展開になったが...


 一方、ドル円の方はってえてと、日銀金融政策発表に米FOMC


 そして米雇用統計などのイベントを経て週間で200Pipsほど


 下落する相場展開になったよな...。』


 


 


「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。


 イベントのみならず、トランプ米大統領が次々と出す大統領令や


 大統領発言に翻弄されている印象もあるが...、


 今後、米減税や米金融規制緩和に続き、米インフラ整備にかかわる


 具体的な大統領令が発令された場合はドル買い要因として注目され


 ることになるやもしれぬのう...。」


 


 


『他方、ユーロドルの方はってえと、週間で60Pipsほど上昇はしたが


 独調査会社センテックスの投資家向け調査ではオランダやフランス


 のユーロ圏離脱を予想する確率が大きく上昇しているとのことで、


 英のEU離脱「Brexit」に続き、「Nexit」や「Frexit」という造語が


 話題を呼んでるとかでさぁ...、ギリシャ債務問題への不安も再び高


 まっていることもあり...、今年は酉年だけにいつかまた近い将来に


 ブラック・スワンが飛来することもあるのかもしれないよな...。』


 


 


「ふむ。安易な予想はできないが...、今年は『7のつく年』でもあり、


 87年にはブラック・マンデー、97年にはアジア通貨危機、そして


 07年にはサブプライム問題からリーマンショックになったように、


 7のつく年は世界経済の災厄となるアノマリーがあるようで...


 注意だけは怠れないのやもしれぬのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『ところでさぁ、ジイさん。話はガラリと変わるが、


 米国のTPP離脱の話ではなく...、ピコ太郎さんのPPAPなんだけど


 何ら関係のない大阪の企業から商標出願がされて、


 「PPAP」の名称を使ったCDや関連商品が販売できなくなったり、


 使用料要求される可能性があるそうだよな。』


 


 


「あははっ。何の話かと思ったらPPAPのお話とは驚きじゃのう...


 商標は先願権が認められているも、商標法の第29条では、


 他人の著作権に抵触する商標は使用できないと定められており、


 PPAPには著作権があることで問題は生じないのではなかろうか...


 まぁ、しかしながら、世の中には法の隙間を縫うような


 いろいろと嫌らしいビジネスモデルがあるものじゃのう...。」


 


 


『その話にちなんでなんだけど、先週の木曜日だったな...。


 朝に「モー・サテ(モーニング・サテライト)」を観ていたらさぁ、


 中国で「ポケモン・ゴー」のモデルをパクったような


 「10元ほど入ったお年玉袋」を街中でゲットして、そして


 実際にお年玉の現金が貰えるというゲームが大流行になったそうで


 オレ様は面白いビジネス・モデルを思いついちゃったんだよね。』


 


 


「ほほう...。それはどのようなビジネス・モデルかね?


 パクリにヒントを得たパクリ返しのモデルというわけじゃね。^^


 


 


『スマートフォンで街中にいる可愛い怪獣たちをゲットしていく、


 という基本モデルは「ポケモン・ゴー」と同じなんだけどさぁ...、


 その怪獣たちは企業のマスコット・キャラクターで、


 キャラクターをゲットするたびにその企業のポイントが貯まる、


 というシステムで、つまり、仮想現実にリアルビジネスの企業も


 参加してもらう、いわば「ポイントでゴー」みたいなゲームだよ。』


 


 


「ほほう...。溜口剛太郎殿もいろいろ考えるものじゃのう...。」


 


 


『そして、そのポイントはただの仮想現実の中のポイントではなく、


 企業の協賛を得て実際のリアル社会での商品購入や


 飲食の割引きとして現実に使えるようにするってワケさ...。


 「ポイントでゴー」の運営主体となる例えば任天堂さんは


 参加希望企業に対する初期設定で設定料がまずは収益となり、


 また、月毎にその企業の総ポイントの10%を運営主体に支払うが


 参加する企業にとっても、新しい大きな宣伝効果になるだろうぜ。』


 


 


「うーむ。なんか現実にイメージできそうなゲームじゃのう...。」


 


 


『参加企業は大企業だけではなく、例えば街のレストランでもよく、


 ユーザーがゲットしたポイントを無駄にしたくないからと


 百ポイント程度で来店してくれれば採算もとれるだろうし...、


 また、キャラクターを作っていない(もっていない)企業には


 運営主体が有償でキャラクターを作ってやれば


 これもビジネスになろうってもんだぜ...。』


 


 


「なるほどのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『さらにアイデアを発展的に演繹させていけば...、


 ユーザーが獲得した各企業のキャラクターのポイントを


 仮想現実内の交換所で10%のポイント手数料を取るなどして


 交換できる「トレーディング・センター」を作って、


 例えば、ある企業の商品を買いたいと思っている人が


 各企業のキャラクターをゲットして集めたポイントを


 特定の企業のポイントに交換できるようにしたりすれば、


 仮想現実内の交換所で10%のポイント手数料も運営主体の


 収益とすることもできるだろうし...、


 また、例えば「ポイントでゴー」の仮想現実内に銀行を作って


 20%の手数料を取ってコンビニで使える電子マネーに


 チャージできたり、あるいは一定のポイント以上となったら


 現実社会の銀行に振り込みができる、なんてシステムにしたら、


 「ポイントでゴー」の利用者は爆発的に増えていくことだろうよ。』


 


 


「うーむ。将来には溜口剛太郎殿がいうような仮想現実と


 リアル社会とを結ぶゲームがほんとうに誕生するやもしれぬのう。」


 


 


『このようなビジネスモデルが現実化したら、


 例えば任天堂さんの株価は高騰するかもしれないよな...。


 それに...。ジイさん。』


 


 


「それに...、何じゃね。溜口剛太郎殿。」


 


 


『「ポイントでゴー」でのポイントを現実社会の銀行に振り込みする


 というのは無理だとしても、「ポイントでゴー」でのポイントを


 ジイさんが以前に言っていたビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)


 へ交換してやることなどは電子取引としてやりやすいかもな...。』


 


 


「ふむ...。そうやもしれぬのう。溜口剛太郎殿。」


 


 


『今日はオレ様が喋りまくってしまったが...、


 ところでさぁ...、仮想通貨(暗号通貨)なんだけど


 ビットコインは仮想通貨(暗号通貨)としてインフラも整備されてきて


 リアル社会でも実際に使えるマネーとしてまさに基軸通貨だけど、


 もしもタイムマシンがあったら発売当初に戻って買いたいと思うが


 実社会でのインフラが整備されて、第2のビットコインとなる


 可能性のある仮想通貨(暗号通貨)は何かないのかなぁ...。』


 


 


「ふむ...。仮想通貨(暗号通貨)95%はインフラ整備されることなく


 実社会で現実には使えぬ『事実上のおもちゃのお金』となる


 ものが多く、仮想通貨(暗号通貨)への投資は慎重にせねばならぬが、


 インフラ整備される可能性が高く、


 第2のビットコインになる可能性のあるものとして、


 http://bit.ly/2jsdHdD が有力やもしれぬのう...。溜口剛太郎殿。」


 


 


『ふーん。動画もあるようだから覗いてみるとするぜ。ジイさん。


 さて今日はオレ様がしゃべくりまくって話が長くなってしまったが


 テーマとなる予定だった「人工知能(AI)とトレード」ついては


 「また、次回に」ということになりそうだな...。』


 


 


「ふむ。『人工知能(AI)とトレード』については、また次回以降に


 ゆっくりお話をしようではないか...。溜口剛太郎殿。」


 


 


 


 


なーんちゃって。


 


またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


 


 

ではまた来週。


        

トレードと凡事のお話 その227

   投稿日 :17年 01月 29日 15:55

        

トランプ米大統領が誕生して早くも一週間が過ぎましたね。

今週は日銀金融政策とFOMCに米雇用統計とイベント目白押しです。






●今週(130日から23)のドル・円・ユーロの注目点


 


 


先週は、ドルインデックスが100.75で始まり、軟調傾向で推移して


99.77へ下落した後に反発して100.53で週の終値になりました。


10年債利回りは週レベルでは2.483%に上昇しました。


NYダウは週間266.53ドル上昇、20093.78ドルで週の取引を終える。


 


 


<ドル円>


 


今週のドル円相場は、上昇した場合、まずは19日の高値115.62を巡


る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は116.00の「00」ポイン


ト、さらに上昇した場合は11日の高値116.87、ここを上抜けた場合は


117.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合は9日の高値117.53


ここを上抜けた場合は118.00の「00」ポイント、さらに上昇した場合


3日の高値118.60を巡る攻防が注目されます。


一方、下落した場合は、まずは115.00の「00」ポイントを巡る攻防が


注目されます。ここを下抜けた場合は19日の安値114.40から20日の


安値114.21、さらに下落した場合は114.00の「00」ポイント、ここ


を下抜けた場合は16日の安値113.63、さらに下落した場合は25日の


安値113.04から113.00の「00」ポイント、ここを下抜けた場合は23


日の安値112.53、さらに下落した場合は112.00の「00」ポイント、


ここを下抜けた場合は1128日の安値111.36を巡る攻防が注目され


ます。


 


 


今週のドル円相場は経済指標および要人発言では、30日の米個人消費


支出と米コアPCEデフレータと米中古住宅販売成約、31日の日失業率


と日鉱工業生産速報と日銀金融政策発表と黒田日銀総裁の定例会見と


米ケースシラー住宅価格指数とシカゴ購買部協会景気指数と米消費者


信頼感指数、21日の中国製造業PMIと中国非製造業PMIと米ADP


雇用統計と米ISM製造業景況指数とFOMC政策金利とFOMC声明、


2日の米新規失業保険申請件数、3日の日銀金融政策決定会合議事録と


中国財新製造業PMIと米非農業部門雇用者数と米失業率と米平均時給


ISM非製造業景況指数と米製造業受注指数、などが注目されます。


 


 


先週のドル円 (概況) は、週初23日に114.27レベルで始まりトラン


プ新米大統領の保護主義的な政策への懸念があったか米10年債利回


りの低下も背景に24日のオセアニア時間にかけて週安値となる112.53


へ下落しましたが、その後、切り返して、NYダウが2万ドルの大台へ


上昇して史上最高値を更新したことも背景に26日のオセアニア時間に


113.99へ反発する展開になりました。その後、113円台前半へ下押し


て揉み合いになりましたが、26日のロンドン時間からドル買い動意が


強まり米10年債利回りの上昇も背景に堅調に推移して、NY時間後半


に一時揉み合うも27日の東京時間に115円台へ上昇する展開になりま


した。その後、揉み合いとなってNY時間に発表された米第4四半期


GDP速報が市場予想を下回ったことで114.75へ下押すも、その後、


押し目は買われて週高値となる115.37へ上昇して、115.09レベルで


週の取引を終えました。


 


トランプ米大統領が誕生して1週間目となる先週ですが、米国第一主


義のもとTPPからの完全離脱など選挙時に掲げた公約を有言実行して


13の大統領令を発してドル円相場は揺れる展開になりましたが、115


円台へ上昇する展開になりました。


26日には2国間の通商協議の対象に通貨を含めることを表明して、異


例の方針に、今後の通商協議において為替相場も影響を受けることに


なると思われますが、ドル円のチャート的には1718日と2324


のボトムに対する19日のネックラインをしっかり超えていけるのかど


うかが注目されます。


また、今週のイベントとしましては日銀金融政策の発表と米FOMC


週末の米雇用統計などが注目されます。日米ともに大きな金融政策の


発表はないものと思われますが、リスク管理をしっかりしてトレード


に臨みたいものです。


 


 


<ユーロドル>


 


今週のユーロドル相場は、上昇した場合、まずは27日の高値1.0725


を巡る攻防が注目されます。ここを上抜けた場合24日の高値1.0775


さらに上昇した場合は1.0800の「00」ポイント、ここを上抜けた場合


128日の高値1.0874、さらに上昇した場合は1.0900の「00」ポイ


ント、ここを上抜けた場合1111日の高値1.0923から1110


の高値1.0953、さらに上昇した場合は1.1000の「000」ポイントを巡


る攻防が注目されます。


一方、下落した場合は、まずは26日の安値1.0657を巡る攻防が注目


されます。ここを下抜けた場合は1.0600の「00」ポイントから19


の安値1.0589、さらに下落した場合は1.0500の「00」ポイント、


ここを下抜けた場合は11日の安値1.0454、さらに下落した場合は


1.0400の「00」ポイントから4日の安値1.0390を巡る攻防が注目さ


れます。


 


 


今週のユーロドル相場は経済指標では、30日の独消費者物価指数速報


31日の仏第4四半期GDP速報と独小売売上高指数と独失業者数と独


失業率と欧第4四半期GDP速報と欧消費者物価指数速報と欧失業率、


22日の欧生産者物価指数、3日の欧小売売上高、などが注目されま


すが、対ドル通貨ペアとして、30日の米個人消費支出と米コアPCE


フレータと米中古住宅販売成約、31日の米ケースシラー住宅価格指数


と米シカゴ購買部協会景気指数と米消費者信頼感指数、21日の中国


製造業PMIと中国非製造業PMIと米ADP雇用統計と米ISM製造業景


況指数とFOMC政策金利とFOMC声明、2日の米新規失業保険申請件


数、3日の中国財新製造業PMIと米非農業部門雇用者数と米失業率と


米平均時給と米ISM非製造業景況指数と米製造業受注指数、などが


注目されます。


 


 


先週のユーロドル (概況) は、週初23日に1.0703レベルで始まり米


10年債利回りの低下も背景に揉み合いながらも堅調傾向で推移して


24日のNY時間に週高値となる1.0775へ上昇する展開になりました。


その後、イタリア憲法裁判所が下院の選挙法の一部は違憲との判決が


あるなか25日のロンドン時間に1.0711へ下押した後に1.07代後半へ


反発して揉み合いになりましたが、26日のロンドン時間から米10


債利回りの上昇も背景に反落してNY時間に週安値となる1.0657へ下


落する展開になりました。その後、揉み合いながらも反発して、27


NY時間に発表された米第4四半期GDP速報が市場予想を下回った


こと背景とするドル売りに一時1.0725へ上昇した後に1.0698レベル


で週の取引を終えました。


 


先週のユーロドルは週始値と週終値の差が5Pipsと上下動の揉み合い


相場となりましたが、今週は独・欧の消費者物価指数速報と欧第4


半期GDP速報などが注目されます。また、対ドル通貨ペアとして、


ISMの景況指数、米FOMCと週末の米雇用統計などが注目されま


すが、ある程度動意づくことに期待したいものです。


 


 


 


 


■トレードと凡事のお話 その227


 


 


前回からの続きのお話です。


 


 


投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が


トレードでは当たり前なことこそが大切として、


「投資苑3」の中でこう語っています。


 


 


「相場には秘密があります。


 秘密がないということが秘密なのです。」


 


 


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは


いったいぜんたい何なのでしょうか...。


 


 


今回は「トレードと凡事」その第二百二十七話です。


 


 


それでは、はじまり、はじまり~。^^


 


 


 


『おい、ジイさん。先週はトランプ米大統領が就任してから


 最初の一週間だったけど、米国第一主義のもとTPP完全離脱など


 有言実行を示すように13もの大統領令を矢継ぎ早に発令して...


 週前半は保護主義にリスク回避の動きも見られたが、


 その後、NYダウがついに2万ドル台へ上昇したよな...。』


 


 


「ふむ。そうであったのう...。溜口剛太郎殿。


 通商は多国間から2国間へとシフトすることとなって、


 そして、2国間の通商協議の対象に通貨を含めることを表明した


 ことから、今後の通商協議において為替相場も影響を受ける


 ことになろうと思われるが...、一部では米国の保護主義的な政策が


 1990年代前半のように日米金利差が拡大しても円高となる可能性を


 指摘する声も聞かれ始めているようじゃのう...。


 まぁ...、ただ、1990年代当時とは異なり、日本の多くの製造業は


 米国での現地生産も進んでいて、先週はNYダウが2万ドル台へと


 上昇して米10年債利回りも回復してきたことを背景に


 ドル円も115円台を回復する展開になったがのう...。」


 


 


『ドル円は、チャート的には18日と24日の2つのボトムに対する


 19日のネックラインとなる所を超えかけてきているようだが...


 しっかり超えていけるのか、はたまた再び反落するのか、


 今週は日銀金融政策発表や米FOMCや米雇用統計など


 イベントが多く、今週のドル円の展開が注目されるな...。』


 


 


「ふむ...。日銀金融政策やFOMCでは大きな政策変更はない


 ものと思われるが、黒田日銀総裁の会見やFOMC声明は


 それなりに注目材料になることであろうのう...。」


 


 


『ところでさぁ...、トランプ政権のショーン・スパイサー報道官が


 「トランプ大統領就任式に集まった聴衆の数は過去最高であった。」


 と虚偽の事実を述べてしまったことに対して、


 トランプ大統領のケリーアン・コンウェイ顧問が


 「それはオルタナティブ・ファクト(もう1つの事実)。」だなんて


 強弁していていたけど...、写真を見れば明らか虚偽なのに、


 報道官や大統領顧問として信用を毀損する行為で


 みっともなく恥ずかしい寸劇だったよな...。ジイさん。』


 


 


「まぁ、新政権の発足当初で引っ込みがつかず、


 勢い、無理やり強弁で擁護してしまったものと思われるが...、


 前列側の人は過去最多であったくらいに受け止めようではないか。


 それよりも、トランプ大統領や顧問がどこまで事実を認識して


 そして深く思慮したうえで政策を実行しようとしているのかが...、


 むしろ注目されるのではなかろうか。溜口剛太郎殿。」


 


 


『それって、どういうことだよ。』


 


 


「今後、2国間の通商協議の対象に通貨を含めることになろうが...


 世界最大の輸入大国である米国はドル高が国を利する面も多く、


 もしも副作用について深い思慮をせずドル安に誘導してしまうと


 モノが高くなって困るのは米国民となってしまうことになろう...。


 そして、中国からの輸入を制限したり、高い関税をかけたりすると


 米国の中流以下の人々の衣料品は高騰することになり...、


 また、自動車でも自国生産に重点を置き輸入に高い関税をかけると


 車両価格が高騰して困るのは米国の庶民たちとなろう...。


 『トランプ大統領を信じて投票したが生活が苦しくなった。』との


 批判が米国内から湧き上がる場合もあるのではなかろうか...。


 そして、雇用を取り戻すとしておるが...、米国はすでに


 完全雇用に近い状況という事実も無視できない事ではあるまいか。」


 


 


『政策においては副作用も十分に考慮すべきなのかもしれないよな。


 さてところで...、ジイさん。今日は何のお話だい?』


 


 


「ふむ...。今日は『人工知能(AI)とトレード』について


 お話をさせてもらうと思っておったが...、


 トランプ米大統領の就任一週間目ということで


 そちらの話に花が咲いてしもうたようじゃ...。


 そのお話はまた次回にでもさせてもらうとしよう。


 まずはAIとトレードについてとても参考になるサイトがあるので


 https://matome.naver.jp/odai/2143505597597036701


 こちらを勉強しようではないか...。」


 


 


『じゃあ、また来週に会おうぜ。ジイさん。』


 


 


 


 


なーんちゃって。


 


またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m


 


 


ではまた来週。